どうも、めぷるの旦那です!
僕は眼科医をしておりますが、自分自身も眼の病気がありハードコンタクトレンズを装用しています
ソフトコンタクトレンズを装用していた経験もあります
今回は使われている方も多いのではないかなと思いコンタクトレンズについて掘り下げていこうかなと思います
コンタクトレンズって何だろう?
まずコンタクトレンズとは視力を矯正する高度管理医療機器です
これはペースメーカーや人工呼吸器と同等の扱いです
全国に2000万人程使われてる方がおり、これは国民の6人に1人ということになります!
眼鏡と比べて近視や乱視が強い方の矯正にも適していますし、表情の変化もないです
しかし、装用時間が長期化したり適切な使用日数を守らないことで角膜障害や感染症、結膜炎など重篤な副作用が起こり得ます
角膜上皮は十分に酸素供給されている場合は細胞分裂が活発に行われています
しかし、長時間装用や酸素供給が悪いコンタクトレンズを使用することで細胞分裂が阻害され角膜障害が生じやすくなります
また細菌感染も生じやすくなることがわかっています
しっかりと日々のケアをしていただき、眼に異常が生じていないか定期的に眼科を受診していただくことが重要です
ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズ
なんと!!!
ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズと比べて安全性が高いと言われています
そうなの!?逆かと思ってた!!
ハードコンタクトレンズだと、眼に何か問題が生じた際に違和感や痛みが生じることにより異常を感じやすいからなんだ!
危険だというサインをしっかり感じることができるから安全ということだよ!
ハードコンタクトレンズは
ソフトコンタクトレンズと比べて強度近視や強度乱視の方も視力矯正することができます
目安として2-3年使用できますが、毎日レンズケアをする必要があります
僕自身は強度乱視がありハードコンタクトレンズを使用しています
学生時代はスポーツを盛んにしていたこともあり、ソフトコンタクトレンズを使用していましたが乱視用ソフトコンタクトレンズを装用しても見え方に満足していませんでした
医師として働き始めてからは激しく動くような機会が減ったためハードコンタクトレンズを装用し非常に満足しています!
装用し始めは眼に異常がなくても異物感があり慣れるのに2週間程度はかかった思い出があります
ソフトコンタクトレンズは
1dayタイプなら使用するたびに新しいレンズを使用します
2weekやmonthlyタイプの場合は一定期間でレンズは交換し、交換するまでは毎日レンズケアが必要となります
ハードコンタクトレンズと比べて装用感が良く、スポーツなど激しい運動をしても簡単には外れません
つい外し忘れて寝てしまうなど装用時間が長くなってしまう方も多いのではないでしょうか?
わたしも夜間当直の時とか、だめだと分かっててもつけっぱなしで寝ちゃうなぁ
僕は日々の診療にてコンタクトレンズによる感染症などトラブルを診ています
ソフトコンタクトレンズは慣れると非常に便利であり、眼科受診をせず購入される方も多いと思います
はっきり言うと、ほとんどの方は問題がないことが多いです
しかし、装用感が良く角膜障害や感染症などの問題が起きても気が付きにくいため何かあった時に放置されてしまうケースが見られます
角膜障害や感染症などの問題が生じてしまうと非常に治りにくく治療がやっかいなのも現実です
また、それ以前に見えにくい原因としてコンタクトレンズを装用しても視力矯正ができないような眼の病気が潜んでいる方もいらっしゃいます
なのでコンタクトレンズを使いたいなら眼科受診はするものだという認識がもっと世の中に浸透していくといいなと思います
定期検査は3ヶ月ごとに受診すると良いでしょう!
ソフトコンタクトレンズは使い捨てコンタクトレンズは特に、カラーレンズやサークルレンズの誕生もあり使用者は増加し、その分トラブルも増加しています
質の悪いレンズを装用されたことでレンズの着色が眼球に移って取れなくるなるようなこともあります
なので眼科受診はもちろんですが、自身での適切な商品の選択は重要となっています
眼科医がオススメするコンタクトレンズについての記事についても書きたいと思いますので、そちらもぜひ読んで見てください!
ICLについて知りたい方はこちらもぜひ!
眼科医は眼鏡にて視力矯正されている方が多いような印象があります
やはり日常診療にてコンタクトレンズトラブルを診ていて眼鏡の安全性について理解が深いのかなと思います
僕自身はハードコンタクトレンズを日中は装用していますが、仕事が終わって帰宅したらすぐに外すようにしています
コンタクトレンズによるトラブルが生じないよう日々のケアにさらに気を配れるようになって頂けたら嬉しいです!
以上めぷるの旦那でした